研究開発部 ✕
マーケティング部 ✕
商品開発部
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ひとつの製品ができるまでK.T:
商品開発の全工程で各部署の連携が必要になってきますが、大まかに分類すると、私の所属する商品開発部が企画の核となるコンセプトをつくり、それをさまざまな工程を経て実際の商品にするのが研究開発部、そしてその間に市場分析やサンプルテストを行う商品技術室、販促活動を行っていくのがマーケティング部、といった感覚ですよね。
Y.M:そうだね。
ただし完全な分業ではなく、処方の特徴からアピールポイントを導き出したり、実際の販促活動に同行したりと各部署が密に連携を取り合い、個人の裁量が大きいところがアリミノ製品開発の特徴だと思います。R.S:マーケティング部は「技術グループ」と「販促企画」に分かれているけれど、技術グループが開発協力サロン様と研究開発部をつなぐ役目を果たしていて、処方開発中は毎日連絡を取り合うほどその連携は密。どの部署も欠けてはいけないし、
本当にチーム全員で商品を作り上げる達成感が感じられるよね。 -
各々の立場で心掛けていることK.T:
先陣を切ってコンセプト立案に切り込むのが商品開発部の役目。
そのため常に美容師様の視点で考え、その先のエンドユーザーが喜ぶような仕掛けづくりを大切にし、その軸は決してぶらさないように心がけています。R.S:一度、ターゲット理解が足りなくてTちゃんがめちゃくちゃ悩んでいた時、一緒に対象に近いサロン様へ見学に行かせていただいたことがあったよね。僕はマーケティング部としてアリミノの想いをしっかりと伝えること、そして代理店様やサロン様の意見をしっかりと聞くという信頼関係を大切にしてるんだけど、これがなければ良いものづくりはできないと思う。
K.T:あの時はありがとうございました…。そうやってお話を聞く中で難しいのが、調査の中で人それぞれ意見が分かれてくることです。
自分はその中の「誰に」、「何を」提供するべきなのか、突き詰めて考え続ける必要がありました。
その点、コンセプト立案段階からY.Mさんにもとても助けられています。Y.M:アリミノの研究員として「理論だけで魅力的な製品はできない」と知っているから、商品開発部・マーケティング部の想いや、クリエイティブなアイデアを汲み取って処方開発につなげていくのが重要だと思う。
どの立場でも話し合う姿勢は欠かせないよね。 -
どんな人と働きたいかY.M:
研究開発部として新しいものを生み出す姿勢は絶対に必要で、「なぜこうなのだろう」と日々の生活の中で疑問を持ち続けて欲しい。
そしてその疑問をどのように解決していけばいいかを考え、自分の中で仮説を持って行動していける人と一緒に働いていきたいです。
自分なりの考えを持つ、という点は研究員に限らずすべての職種に言えることだね。K.T:私の就活の軸は「好きなことを仕事にしたい」という想いでした。
美容室に行くことが好きだったり、化粧をすることが好きだったり、美容に対する興味が根底にある人と一緒に働きたいです。
あとは人の気持ちを聞くという点で「思いやり」はとても重要なのではと思います。R.S:僕は「あきらめない人」かな。これは完全に僕のスタイルだけれど(笑)。
今日までアリミノが創業76年という歴史を重ねてきて、僕らが今ここで働いていられるのは他ならぬ先輩方のおかげ。
目標に向かってあきらめずに突き進める人、そして道を切り拓いてくれた先輩方に敬意を持って責任を全うできる人と、アリミノ100周年を迎えたいです。