コミュニケーションメッセージ
毎年はじめに発信する“アリミノ・メッセージ”は、その年の活動指針を表すコミュニケーションワードです。時代の動きや、変化する価値観を感じ取りながら美容の新たな魅力をともに考えていくために。

23−24 アリミノメッセージ
『LEAN ON(リーン・オン)』
サロンが元気や楽しさ、勇気までも届け、
人びとから頼りとされていたように。
私たちが目指すのは、
「サロンからいつでも頼りとされる存在」です。
寄り添う、頼るという意味を表す「LEAN ON(リーン・オン)」に、
美容師の皆さまとどこまでもともに走りつづける想いを込めました。
しっかりと話し合い、悩みを知り、
その解決に向けて、結果で応えていく。
美容に尽くすプロフェッショナルとして
美容師の皆さまの「頼りになる存在」へ。
私たちは誠実に、全力で行動します。
2022年-2023年 チャンス!−今・こそ−
サロンに通いつづけてくれるお客さまとのつながりを、次代に向かう「好機」として。ファンとの絆を深めるチャンスをともに掴んでいきたい。
2021年-2022年FOR THE FUTURE 「ファン」を作ろう!
コロナ禍で暮らしが一変。分断された日常にあっても、サロンに通い続けてくれるお客さまを「ファン」と捉え、美容の未来へ新たな信頼関係を築いていきたい。
2020年Make History つぎつぎと、“つぎ ”を。
美容の楽しいワクワク感を提案しつづけ、お客さまの笑顔と信頼を積み増していくこと。それこそが支持されるサロンのヒストリー。美容の変わらぬ価値。
2019年応援
美容のちからでお客さまのキレイを支え、お客さまの笑顔によって、美容師自身も元気や勇気をもらう。
支えながら、支えられている、人と美容のいい関係づくり。その変わらぬ大切さをメッセージに込めた。
2018年yell(エール)
美容室は活気と笑顔あふれる場所。相手のこころを感じ取り、その想いに寄り添い、一緒に考え、共に行動するという応援メッセージを送った。
2017年もっと、感動。
美容室は、まいにち感動を生み出す場。 “感動すること”は、きっと人を、そして自分を変えてくれる。その豊かさを、もっと美容の楽しさのために。
2016年人へ、美へ、オマージュ。
オマージュには人の才能を認め、尊敬するという意味が込められている。アリミノは創立70年。新たな美容の価値づくりに向かうために、あらためて人へ、美へ、大いなる敬意と学びの精神を込めて。
2015年ひとのちから。こころのちから。
美容はひとのちからを抜きにしては成り立たない。お客さまの願いや希望を感じとる「こころのちから」こそ、美容の仕事に欠かせないもの。見えないところにたいせつなものがある。
2014年HUMAN ARIMINO
美容はいつの時代もフェイス・トゥ・フェイスの営み。“人”を中心に据えた美容のちからを、活動指針のキーワードとした。
2013年Think for ALL
ひとり一人の美意識や価値観の違いを相互に認める中から、人と美容の豊かな関係は生まれる。そんな姿勢とメッセージを込めた。
2012年いま、人。
2011年の未曾有の大震災、原発事故。人が人に対して何ができるのか。美容の価値を“人”という視点から問い直した。
2011年Love is…
美容の中で大切なこと、かけがえのないことは何か…を語り合っていくための問い掛けとして発信。この年、忘れられない東日本大震災が襲った。
2010年HOPE
難しい状況が待ち受ける美容界だからこそ、美容の楽しさや希望が持てる働き方を考えていきたいと問うた。
2009年BEYOND
“もう一つ先の”という意味のBEYOND。めまぐるしく変化する環境の中で、ひとつ先を目指す姿勢や力を身につける大切さを訴えた。
2008年P.E.A.C.E
「平和」「安心」というピースでもあるが、この5文字はアリミノの美容の対する“志”を込めたキーワード。Professionalism.Eco-Aspiration.Creative Energy.
2007年大原点。
ビューティの世界に革新を。知恵を絞り、語り合うことで見つけていくことがいちばんではないでしょうか。“大原点”に、すべてはそこから始まるという思いを込めた。
2006年OLD BUT NEW
この年、アリミノ創立60周年。“古いのに新しい”。温故知新の精神で新たなスタートをきった。
2005年YOUGO!
異質なものが融合することで、新たなちから、新たな価値が生まれ可能性がひろがる。ビューティへの取り組みもまたそうでありたいとメッセージを送った。
2004年BAMBOO
アジアンならではの価値観をたずね、新しい美しさを見い出していこうというのをBAMBOOのテーマとした。
2003年ALIBI
アリバイ。価値基準の軸が多様化する時代こそ必要とされるのが、自分自身の立場、裏付け。美容のあり方をしっかり把握するためにも。
2002年Aの時代。
「Aの時代=新しい構想を1から始める」をテーマに、新しい時代の美しさを一緒に考えていきたいという思いを込めた。
2001年THINK“WHAT”
新しい世紀の始まりに、何を私たち自身のいきがいとするのか。WHATは想像力の源泉であり、世の中をわくわくさせ元気づける力。
2000年WHOLE BEAUTY
美容は人をときめかせる力。身体と心の美しい調和から生まれるWHOLE BEAUTYをメッセージ。
1999年HONEST
グローバルな時代だからこそ「信用」が必要条件。根本から謙虚に、真摯に取り組む大切さを問うた。
1998年Origina
オリジナとはオリジナルとペルソナ(人)の合成語。グローバルスタンダードに潮目が変わりはじめた時代に必要なのは、オリジナルであること。
1997年it Seek The Next
大きな変化の予兆が見えた年。ミドルエイジ、シルバーマーケットなど、「Next」を象徴した傾向があらわれた。美容のビジネスも変わりはじめた。
1996年Age Well
歳をみがき、世代を育て、時代をつくる。単なるアンチ・エイジングではなく、歳を重ねるごとに魅力的に見える、そんな価値観と暮らしを願って。
1995年ÉGALITÉ
エガリテとはフランス語で対等、平等ということ。硬直化した社会を活性化し、多くの人々にいきがいのあるものとするためには、エガリテの精神が欠かせない。
1994年裸の発想
エコやオーガニックへの関心が深まるなか、人間本来の自然の美しさを大切にする視点を問うた。
1993年ARIMINO ADVENTURE
ヘアスタイルと人間の関わりから美容を考え直してみれば、新たな気づきや発見が見いだせるのでは。アドベンチャーのこころを持ってチャレンジする姿勢をこのワードに込めた。
1992年NONFICTION POWER
ノンフィクションのもつ事実性のパワーは、CGやバーチャルリアリティにはない。アリミノはこの素朴で清新なチカラを大切にしたいと提案。
1991年BACK TO THE BASICS
バブルが弾け、東西の壁が崩壊するなど価値観が不透明なときこそ、基本に立ち戻り基本からはじめようと提案。
1990年hana
ますますボーダレスになる90年代に向けて、調和のとれたビューティを目指した。
1989年ID
社会主義の崩壊や昭和の終焉など、世の中が大きく変動するさなかには、自分を見失わない、ID=アイデンティティをしっかりと持つことが欠かせない。
1988年Début
デビューという言葉は実に初々しく、希望に溢れたイメージを与えてくれる。このデビュー感覚を大切にし、維持し続けることを目標とした。
1987年ウェーブ フツーラ
世界が大きく変化する予感がするなか、未来の波に対応し、その中心で活躍していこうとエール。
1986年ビューティからビューティフルへ
ただひたすら美しくなることを志向したビューティから、個性と知性を生かす美しさ、健康的で自然な美しさ、環境とのバランスのとれた美しさを志向するビューティフルへと。
1985年ARIMINO,beautiful
美しいものに感動する心を持ち続けよう。それが毎日をビビッドにする。この年、アリミノはCIを導入した。
1983-84年愛LAND
江戸時代、髪床とよばれていた美容室は、髪を整えるだけでなく、さまざまな情報を交換する場でした。現代の美容室も、「愛LAND」としてそういう一面を持ってほしいと願って。
1982年愛は天然
経済発展の中で心の荒廃がさけばれ、自然と響きあえる天然の愛の必要性を問うた。
1981年朝の天才たち
朝から、さわやかに一日を過ごす若者たちに、アリミノはヘアドックライトとエールをおくった。健康志向を先取りしての提案。
1980年ストップ・イミテーション
女の時代がはじまり、女性も本物の実力をつけていく時代が来た。世は「軽チャー」、ブランド神経症、女子大生ブーム始まる。
1978-79年Gals Nippon.
自立の道を歩み始めていた日本の女の子にエールをおくった。生き方に国籍はない。髪には国籍がある、というテーマでGals Nipponシリーズを発表したのもこの頃。
1977年髪には国籍がある。
日本人の関心が西欧へ向けられていた時代。アリミノのメッセージの第一弾として、日本人の美しさを大切にしようと訴えた。